秋田 男鹿温泉 雄山閣
秋田では、なまはげで知られる男鹿温泉にも立ち寄りました。
旧八郎潟の西にあって、はしご湯には不便なため見送ることが多かったのですが、今回は余裕をもった行程を組み評判のいい雄山閣を訪問することに
日帰り入浴をお願いすると、こちらの男女別の浴室へ案内されました。
私の好きな昼下がりの旅館、期待どおりの貸し切り状態がうれしいですね。
浴室に入ると12~13人用の湯船の奥になまはげの面の湯口があります。
時折、勢いよく湯口から湯が噴出されるので、湯が届く場所には温泉成分が析出して床が千枚田のようになっていました。
そんな様子からか、「源泉かけ流し」ではなく「源泉噴き流し」と呼ばれています。
内湯と同じくらいの大きさの半露天風呂もありますが
こちらはなまはげのお面からではなく、横にある塩ビハイプから噴き流されていました。
黄褐色に濁った湯は、土類臭と塩味のあるサラサラした肌触りのもので、白いほこり状の湯の華が沈殿しており、歩くと舞い上がります。
実測すると、内湯は43.1℃、露天は42.7℃、pHは7.3と取り立てていうほど珍しいものではありません。
なまはげの真似をしてみましたが、お面ほどの迫力は出ませんでしたね。

1 訪問日 令和元年9月中旬
2 料 金 700円
3 泉 質 ナトリウム-塩化物温泉
4 満足度 ★★★★★
この記事へのコメント